20131031

毎年4月~5月は3月決算企業の皆様が決算、ならびに税務申告業務に取り組むシーズンですが、税務申告の際に活躍するのが税理士資格者の方々です。税理士資格は税理士試験に合格するなどして得られる国家資格ですが、税理士として会計事務所に勤務した場合の年収相場はどれくらいなのでしょうか?

今回より3回に渡って、気になる税理士の年収相場についてのトピックスをお伝えします。

※本コラムは2011年4月1日から2012年3月31日までの期間で、当社の転職サポートサービスにご登録頂きました「税理士」ならびに「税理士有資格者(税理士試験の全科目合格者)」の方々、約300名の年収データを参考としています。

税理士になるとどれくらいの年収が保証されるのか?

ひと言に「税理士」と言っても様々な経歴の方がいらっしゃいますので、税理士の年収も一般のサラリーマンの方々と同じように、経験年数やスキル、勤務先、地域などによって異なってきます。 しかしながら、「税理士になれば少なくともどれくらいの年収は稼げるのか?」ということはみなさんの気になるところかと思います。

当社の転職サポートサービスにご登録頂いている税理士の方々の年収データによると、税理士試験(全科目)に合格されている方でも、税務の実務経験をお持ちでない場合は年収300万円程度の方々もいらっしゃいます。しかしながら、税理士試験に合格し、会計事務所にて5年程度以上の実務経験を積んだ方々に関しましては、約9割の方が「年収500万円以上」となっており、税理士として実務経験を積めばまずは500万円程度以上の年収は実現できる可能性が高いと言えます。

年収が高いのはどのような会計事務所か?

では税理士の年収を500万円以上として、勤務税理士として更に高い年収を実現している方々にはどのような特徴があるのでしょうか?

当社にご登録頂いている税理士の方々の年収は、47%が「600万円未満」、53%が「年収600万円以上」となっており、年収600万円の壁を越えているのは税理士の中でも半数程度ということがわかります。つまり、税理士になって実務経験を積めば年収500万円にはたどり着きますが、年収600万円を超えていくにはもうひとつの壁があると考えられます。 さらに詳しく税理士の年収データを見ていくと、600万円以上の年収を得ている税理士の方々に関しては、勤務する会計事務所が3つに分類される傾向があることが明らかになってきました。

次回のトピックスでは、税理士の中でも年収600万円以上の方々が勤務する会計事務所の特徴についてお伝えいたします。

【関連トピックス】
シリーズ「税理士の年収相場」その2 ~年収600万円以上の税理士の傾向~
シリーズ「税理士の年収相場」その3 ~地域別に見る税理士の年収~


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