20131206面接

2013年度の税理士試験結果発表まで一週間を切り、今年も会計業界の転職市場が賑わい始めています。特に2013年の会計業界が慢性的な人手不足に陥っていることもあり、会計事務所の採用意欲も大変高い状態が続いています。また、注目すべきことに、BIG4税理士法人や100名前後の中堅税理士法人など、「通年で複数名採用を行う税理士法人」以外でも人材へのニーズが高い状態であり、一般的な個人会計事務所でさえも人材獲得合戦に意欲的に参戦するという構図が早くも見られます。
一体、“今”税理士法人や会計事務所はどういった採用活動を始めようとしているのでしょうか。今回の会計トピックスでは、激化している会計業界の採用戦線に迫ってみたいと思います。

2013年の会計業界の採用は「前倒し」の採用活動がトレンド

景気回復に伴い一般企業間の人材移動は活発になりつつありますが、会計業界においては人材の流動性が低下傾向にあります。このような状況下では会計事務所も候補者を待つ姿勢では思うような採用が出来ません。税理士試験の結果発表を前にして、既に採用活動を本格化している会計事務所は面接を開始しており、選考も終盤という会計事務所さえ出てきています。「採用意欲が高い会計事務所=他社よりも早く面接を実施」という傾向が今後も続く見通しです。

採用基準を下げる税理士法人・会計事務所が増加

人材の流動性が低下している状態では、思うような採用活動を行うことも困難になります。特にBIG4税理士法人や中堅規模の税理士法人では、通常税理士試験3~4科目以上の合格者でないと採用をしなかったところ、税理士試験2~3科目程度でも実務経験(スキル)によっては採用するケースが増えているようです。個人会計事務所においても、科目数より経験値を優先した採用活動にシフトしている傾向にあり、2013年の転職市場では「資格よりも経験値優先」という実務経験者優位の転職市場となっています。

(文/MS-Japanチーフキャリアアドバイザー 高橋良輔)


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