■それは日銀によるサプライズから始まった。 住宅ローンに大きな変化が訪れている。 きっかけは日銀が金融緩和を縮小し、長期金利の許容幅を0.25%から0.5%へと引き上げて事実上の利上げをした事によるものだ。金融の世界で「サプライズ」と呼ばれる、予想と異なる大き ...
岸田政権が2022年5月31日に発表した「新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画(案)」の中で、個人資産を貯蓄から投資にシフトさせるための「資産所得倍増プラン」を策定していることが示されました。 これを受けて行われたJNNの世論調査で、 「今後、貯蓄を投資に ...
いま、円の価値が急落しています。 5月11日の為替市場では、アメリカの4月の消費者物価指数が市場予想を上回ったことからドルが買われ、円相場は1ドル=130円台にまで下落しました。多くのアナリストは、今後もこのドル高・円安傾向は続くとみています。 円の価値が下がっ ...
芸術の秋の真っ只中に、東京・天王洲の寺田倉庫にて大規模なバンクシーの展覧会「バンクシーって誰?」展が開催されている。 バンクシーはイギリスを拠点に活躍する人気の現代アーティストだ。その名を世界的に知らしめた事件として、2018年にイギリス・ロンドンで開催さ ...
昨年の秋以降に株価が暴落し、景気の先行きに暗い見通しを持つ人が増えているようです。ただ、筆者は相変わらず景気見通しには強気です。もちろん手放しの強気ではなく、目配りすべきリスクがあることも認識はしています。 ■景気は自分では方向を変えない 景気を考える際 ...
日経平均株価が大幅に下落しています。暴落と呼んでも良いほどです。こんな時に投資の初心者は狼狽売りをしがちですが、冷静になりましょう。そのために必要な株価が動く原理原則を伝えたいと思います。 ■株価が暴落する原因は3つ 株価が暴落するのは「バブルの崩壊」「 ...
シェアハウス「かぼちゃの馬車」をめぐっての、スルガ銀行(以下、スルガ)による不正融資が社会問題化している。そんな中で11月27日、ある住宅建設会社が東京地裁に破産申請を提出した。かぼちゃの馬車の建築工事を多数請け負っていた株式会社ホーメスト(以下、ホーメスト ...
地方で飲食店経営をしている方から「都会へ出店したくても賃料が高額だから難しい」という声を聞くことがある。たしかに店舗の賃料は大都市よりも地方の方が安い。さらに地方でも、駅から離れた郊外へいくほど割安になる。 割安という表現を用いたが、賃料が割安なのか割高 ...
干し柿などのオーナー制度で知られる株式会社ケフィア事業振興会(以下、ケフィア)が、1000億円を超す巨額の負債を抱え破産手続きに入った。債権者の多くはケフィアの通販事業の会員で、特に高齢者の被害が目立つという。 オーナー制度の実態は、販売する商品を一定期間後 ...
9月3日、株式会社ケフィア事業振興会(以下、ケフィア)が破産手続きの開始を告知した。グループ3社と合わせて負債総額は1053億円にのぼると報じられている。 干し柿や焼き芋、ヨーグルト等の食品の製造販売に関する事業を行い、半年後には10%程度の利息を得られると説明 ...
マルクスは、神の見えざる手を全面的に否定し、政府が管理する平等な国を理想としました。理念は立派でしたが、マルクスの教えに従った国は、「皆が平等に貧しい」国となり、結局マルクスの教えを放棄せざるを得ませんでした。今回は、その理由等について、学びましょう。 ...
経済学の初心者向けに、貿易のメリットについて教えてみました。厳密性よりもわかりやすさを優先していますので、細部が不正確な場合があります。事情ご賢察いただければ幸いです。 ...
経済学の初心者に、アダム・スミスについて教えてみましたので、内容をご紹介します。本稿は厳密性よりもわかりやすさを優先していますので、細部が不正確な場合があります。事情ご賢察いただければ幸いです。 ...
経済学の超入門として、価格の決まり方を解説してみました。市販の教科書を読んでもよく理解できない人を対象に、イメージを掴んでいただければ、という試みです。 ...
■価格はあってないようなもの いつ買って、いつ売るか? 本来の価値がわかっていたら、あるいは将来の価値がわかれば、今の質問に簡単に答えられる。だが、そうなると儲かる人もいなければ、損する人もいなくなる。いったい価格は、どうやって決まるのか。本当は、価格は ...
公取は、第四銀行と北越銀行(いずれも本店は新潟県)の統合を認めました。これはホッとしました。しかし、長崎県の親和銀行を傘下に持つふくおかFGと同県最大の十八銀行の統合計画に対しては、競争制限効果が大きすぎるとして許可を出していません。公取の仕事は、独占禁 ...
どんな人であれ、貴重な財産の一部を何らかの投資をする際には、慎重に検討するはずです。 そしてそれは中小企業であっても同じですし、むしろ中小企業こそ慎重に慎重を重ね、十分に計画を考えて投資に踏み切るはずです。 中小企業にとっては数千万に及ぶ設備投資等は、文 ...
「日本が対外債権国なのは、企業の対外投資が活発だからだ」という学生がいました。学生なりに良く考えた意見だとは思いますが、そうでは無いので、解説しておきました。内容をご紹介します。<div ...
消費税が選挙の争点の一つですね。そこで、増税について考えてみました。そもそも増税は必要なのか、増税するとすれば、何税が良いのか。 ...
先週の日経QUICKニュース(2017/8/25付)「市場の注目を集めた記事一覧(17~23日)」で、ランキング上位に国内外の株式市場等にまつわるニュースが並ぶ中、3位に挙げられたのが『VALU「売り逃げ」騒動』を取り上げた記事でした。人気YouTuberが起こした騒動が世間の耳目を集 ...
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