![]() 今回は、笑いある家は「親がリラックスすることから始まる」ということについて、『新米パパも子育てが楽しくなる 笑いある家のつくりかた(エハラマサヒロ 大村亮介・etolabo publishing)』から再構成してお届けします。 ■笑いある家には「リラックスした空気」がある 「笑い」って、どういう環境で生まれるものだと思いますか?実は、「リラックスできているか」が大きなポイントなんです。お笑い芸人が芸を披露する劇場で笑いが起こるのは、みんながリラックスしているから。緊張感のある会議で誰かが突然冗談を言っても、なかなか笑えないですよね。家族のなかでも同じ。みんながピリピリしていたら、笑えないんです。 でもね、疲れとかストレスがあると、やっぱりリラックスできないんですよね。ましてや、初めての子育てとなると、ママもパパも心身ともにボロボロの状態だったりもして、リラックスどころではないかもしれない。だからこそ、まずはママとパパがリラックスできる状態をつくるところから始めてほしいんです。 リラックスしていれば、些細なことで自然と笑いが生まれます。「子育てに必死で、リラックスなんかできない!」って思うかもしれないけど、効果抜群だからぜひ試してみてほしい。 ■「譲れないもの」を共有して、モヤモヤを減らす 子育てって、思い通りにいかないことばっかり。夜泣きとか、終わりの見えないおむつ替えとか、せっかくつくったご飯を食べてくれないとか……。そんなことが続くと、モヤモヤがたまってきますよね。 これをそのまま放置しちゃうと、ちょっとしたことで爆発するんです。よく話に聞く「些細なことで怒っている」の裏には、たまりにたまったストレスがあると思ったほうがいい。だからこそ、早めにお互いの「これだけは譲れない!」を話し合ってみるのがオススメ。 「この時間だけはゲームがしたい」とか、「このドラマは絶対に観たい」とか、なんでもいいんです。お互いに言いあって、受け入れて、それを実現する方法を一緒に考えること。それが、家に笑いをもたらす大事な一歩目になるんです。 ■自分を優先する時間をつくる 子育てをしていると、子どものために自分を犠牲にすることがあるかもしれません。でも、ずっと犠牲にしなきゃいけないわけじゃない。それが原因でイライラしてしまうくらいなら、自分を優先する時間をもったほうがいいと思うんです。 「自分の時間が取れない!」って我慢の限界がきて、つい子どもやパートナーに当たったりしたら、元も子もないですからね。相手に悪いし、自分にも損です。 子どもを幸せにするには、なによりママとパパが幸せであること。だから、「子どもよりも自分を優先していいときもある」ってことを絶対に忘れないでください!自分をリセットできる時間を持ちましょう。 ■ストレス発散法を見つけておく 「これをしたらスッキリする!」っていうリセット方法を、いくつか見つけておきましょう。読書でも昼寝でも、ジョギング、ゴルフ、ショッピング、エステ、お酒を飲む、友だちと話す、ゲームをする、浴室でシャウトするのだって、なんだっていい。週に何日か、もしくは月に何回か、お互いに「今日は好きなことする日」と決めて、それぞれが活動に没頭する時間をとれるようにするのがオススメです。 当然、これをするためには、パートナーに協力してもらわないといけません。けれども、夫婦ふたりでなんとかしようと思うと破綻してしまうので、第三者に協力してもらうという選択肢も持ちましょう。 祖父母や友人、ベビーシッター、一時保育してくれる施設など、家族の入院など「いざというとき」にすぐに頼れるようにするためにも、ふだんから協力をお願いしておくといいですよ。 大村「ぼくの場合は料理でストレス発散できたので、一心不乱に鍋を振り続けました。家族が栄養を摂れるし、すっきりするしで一石二鳥でした。」 ■笑いある家には「肯定」がある 家族で笑いあうために大事なことの2つ目は、お互いを「肯定する」こと。これ、簡単そうで意外と難しいんですよね。とくに、育児や家事に追われていて余裕がないと、つい相手を否定したり、攻撃的な言葉が出てしまったりして、あとで後悔することもありますよね。 でも、それが積み重なると、家のなかの空気が一気に重くなってしまいます。 ■ネガティブワードを飲み込むクセをつける そもそも、家族のあいだで意見が食い違うことなんて日常茶飯事ですよね。夫婦でも、「こうしたい」と思うことがまったく違うことなんてザラです。でも、そこで「いや」「でも」「だって」とかすぐに反論すると、相手の気持ちに水を差しちゃうんですよね。これ、やればやるほど険悪ムードになるので、本当に注意したほうがいい。 もちろん、違う意見を言うこと自体は悪くないんです。でも、その前にまずは相手の意見を「ふんふん、なるほど」と受け止める。反論したくなっても心の中でいったん飲み込むってことを意識すると、会話がずいぶんスムーズになります。 エハラ「『かっこいいね』はいくら言ってもいいけど、『ダサいね』はわざわざ言う必要はないよね、と子どもたちにも伝えています。」 ■子どもにマイナス感情をぶつけない とくに気をつけたいのが、子どもに対して感情的にならないこと。イヤイヤ期の子どもって、なにをやっても「いやー!」って感じじゃないですか。そのたびに「なんで?」「なにがしたいの?」「なにが気に食わないの?」「なんで泣き止まないの?」って聞きたくなりますよね。 でもそんなとき、自分では意識していなくても、パパやママは怖い顔になっていることがほとんど。子どもにしてみれば、パパやママが怖い顔をしていたら、とっても嫌ですよね。だから、イヤイヤしているときは気をそらすのが一番です。 大村「ぼくは子どもがイヤイヤしているとき、本気で阿波踊りをしてました。そしたら、子どもは『え、なになに?』って感じで泣き止んだりして。本気で踊るの、オススメです。」 ■イライラしたら、ひと呼吸おく それでも、「ちょっとイラッ」とする瞬間、ありますよね。パートナーのなにげない一言。思い通りにいかない状況。でも、ここで感情的になると負のスパイラルに入っちゃうんです。 相手にとっても、嫌な態度をされたり、嫌味を言われたりすることはけっして気持ちいいことではありません。そして、夫婦の険悪なやりとりや雰囲気を、子どもは敏感に感じとる。すると、家庭から笑いはどんどん遠のいてしまう。 ついつい嫌味を言ってしまったり、態度に出してしまったりして、あとからめちゃくちゃ後悔することがあるかもしれない。でも、そんなときは、トイレに行くなどしてその場を離れてひと呼吸おく。本当にこれだけで気持ちが少し落ち着くんですよ。 エハラマサヒロ お笑い芸人 大村亮介 人材育成コンサルタント/株式会社アールオージャパン 代表取締役 【関連記事】 ■資格試験の合否を分ける、勉強方法よりも大事なこと。(横須賀輝尚 経営コンサルタント) https://sharescafe.net/62500115-20250716.html ■なぜ今、企業が「アート的思考」を求めるのか?美術教育が社会に示す可能性(尾竹仁) https://sharescafe.net/62492046-20250713.html ■UUUMの二の舞?VTuber事務所にみる“人で稼ぐ”モデルの崩壊リスク(濵口誠一 中小企業診断士) https://sharescafe.net/62472607-20250705.html ■変動金利は危険なのか?(中嶋よしふみ FP) https://sharescafe.net/60041384-20221223.html ■世帯年収1560万円の共働き夫婦は、9540万円の湾岸タワーマンションを買えるのか? その1・生活費は800万? (中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/61186482-20240125.html 【プロフィール】 ![]() 1982年大阪府東大阪市生まれ。吉本興業所属のお笑いタレント。2009年、2010年「 R-1グランプリ」準優勝、現在はミュージカルなど俳優としても活躍中。モノマネ、ギター、ボイスパーカッション、ダンス、似顔絵、マンガが趣味であり特技。家族7人のYouTube「エハラ家チャンネル」が大人気。ほかに Instagram・TikTok・X(旧ツイッター)も好評。 Youtube エハラ家チャンネル https://www.youtube.com/@eharakechannel X @eharamasahiro Instagram @eharamasahiro TikTok @eharamasahiro ![]() 1980年埼玉県朝霞市生まれ。14歳と2歳の娘をもつ父。2008年に創業した会社では、人材開発や組織改革、事業再生等を手掛ける。なかでも人材育成に強く、これまで1万人以上の育成に携わった経験をもとに「エッセンシャル・コミュニケーション・メソッド」を提唱。現在は育児や夫婦関係にも活躍の場を広げ、「幸せな家族を創る」をテーマに活動中。著書に『 AI 新時代を生き抜くコミュニケーション術』(日本地域社会研究所)。 シェアーズカフェ・オンラインからのお知らせ ■シェアーズカフェ・オンラインは2014年から国内最大のポータルサイト・Yahoo!ニュースに掲載記事を配信しています ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家の書き手を募集しています。 ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家向けに執筆指導を行っています。 ■シェアーズカフェ・オンラインを運営するシェアーズカフェは住宅・保険・投資・家計管理・年金など、個人向けの相談・レッスンを提供しています。編集長で「保険を売らないFP」の中嶋が対応します。 |



