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「毎日が忙しい」「自分の時間がない」と感じる人ほど、いざ自由な時間ができたときに「何をしたいか」が思い浮かばないものです。そんなときこそ“やりたいこと”の見直しが大切です。自分にとって幸せな時間の使い方を知ることが、仕事を早く終わらせる第一歩になるのです。そして仕事ではその反対に、”やらないこと”をしっかりと判断する必要があります。

今回はプライベートの「やりたいことリスト」と仕事の「やらないことリスト」について、『賢い人の質と速さを両立させる時短100式(森田ゆき・かんき出版)』から再構成してお届けします。



■「○日あったらしたいこと」を考えてみる
睡眠や労働、食事、家事、入浴など、生活していくうえで必ず発生する時間を除いた「残り時間」の使い方は、主に次の4つに分類できます。

1:役割の時間
「親として」「子として」「会社員として」など、何らかの役割に付随する時間。子どもの保育園の送り迎えの時間や親の介護をする時間、通勤時間など。

2:自己投資の時間
自分磨きや向上のための時間。資格試験や外国語の勉強、仕事や夢に関係する内容の読書や学びに関すること、運動など。

3:消費の時間
明確な目的や大した喜びもないまま費やしている時間。ネットサーフィン、スマホゲーム、SNSの閲覧、動画やテレビの視聴などのうち、無目的になんとなく行っているもの。

4:自分の幸せのための時間
「これがあるからこそ頑張れる」と感じるような、人生の充実や喜びにつながる時間。家族や友人との時間や趣味、好きなことのための時間。

幸せにつながるタイパを実践していくうえでは、3(消費)の時間を減らし、4(幸せ)の時間を増やしていくのが理想です。3と4は区別がつきにくいこともありますが、枕詞に「だらだら」がつく行為は3、達成感や充実感を味わえる行為は4と考えてください。4の時間を増やしていくために、まずは、「○日(時間)あったら何をしたいか」をリストアップしてみましょう。

30分、半日、1日、1週間など、時間を区切っていろいろ挙げてみてください。例えば、私は30分あったらマッサージに行きたいですし、3週間あったら南極に旅行したいです。秘書時代のボスたちは、子育てや家族との時間にあてている人が大半でした。やりたいことをどんどん設定していくのが、幸せなタイパライフをスタートするための第一歩です。

→自分を幸せにする行動を所要時間別にリストアップする

■「やらない」という選択肢を持つ
忙しい中でも、いったん心を落ち着けて業務の優先順位を整理してみると、「実はやらなくても困らない」業務が意外とたくさんあることに気がつきます。

よくあるのが、前任者から引き継がれた業務を忠実に続けていたり、部署やチーム内で「いつもやっているから」という理由で慣例的に続けたりしているケースです。このようなケースでは、「やる前提」で業務にあたっている、ある意味思考停止の状態であるため、「本当はやらなくても問題ないのでは……?」ということになかなか気づくことができません。しかし、そのせいであなたがいつも仕事に追われて苦しい思いをしているとしたら、それはとてももったいないことです。

本書で提案したいのは、業務に対して「本当にやるべきことなのだろうか?」といちいち疑ってみる姿勢を持つことです。外資系企業のボスたちは、「なぜそれをするのか」の「目的」を常に考え、優先実際、度が低いと判断すればなく「やらない」、あるいは「誰かに任せる」ことを選択していました。自分ひとりで抱え込んでいても、仕事はいつまで経っても終わらないからです。「やらない」選択肢をぜひ持ってほしいものの筆頭例は、会議への出席です。会議の招待メールが届くと、参加は必須とつい考えてしまいがちです。

しかし、自分が主導しているプロジェクトに関するもの以外や、自分が決定権を握っているわけではない会議などは、出席しなくても実はそこまで困ることはありません。あとで議事録を共有してもらったり、ビデオ会議のアーカイブを送ってもらって倍速で視聴したりすれば事足ります。他にも、メール、資料、議事録などを作成する際、きちんとした文章ではなく箇条書きですませても問題ないケースや、誤字脱字を気にしなくてもよいシーンはたくさんあります。

外資系企業では社内メールや資料などでタイプミスが散見されますし、多少おかしな文章であっても誰も何も気にしません。それが業務の本質とは関係ないからです。日本企業で同じ常識が通用するとは限りませんが、「やる前提」から「やらなくてもよいのかも?」の視点へスイッチすると、新しい選択肢が見えてくることがあります。

→「本当にやらなくてはいけないのか?」と疑ってみる

森田ゆき Make Value Spirit 代表 


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■プロフィール 森田ゆき Make Value Spirit 代表
morita
バークレイズ証券、ドレスナー証券(現アリアンツ生命)、AIG損保等、外資系金融機関で役員秘書として20年以上勤務。
時間と成果を求められる激務の中、仕事もプライベートを満喫するエグゼクティブから時間の使い方の真髄を学ぶ。
2018年独立。「効率と充実」の両立を実現するオンライン起業サポートをスタート。述べ2000回のセッションを起業家に提供。2021年からオンラインイベントのプロデュースを開始。主催イベントは延べ8000人以上を動員。また、美容系アンバサダー70名の活動もサポート。
現在は、仕事とプライベートの両立を追求するビジネスパーソンに、やりたいことを実現し幸福度をアップする独自のメソッドを提供中。
女性の自己実現を応援することを目的としたイベントの企画・プロデュースも手がける。
2025年、誰とも比べず自分の幸せへと動き出すMs. One Tiaraイベントを主宰。口コミだけで定員満員、満足度は100%となった。
2025年、かんき出版より「賢い人の質と速さを両立させる時短100式」を初出版。プライベートでは75カ国旅行、ミセスコンテストにてグランプリ2冠受賞など、”死ぬまでにやること100選”を満喫中。1970年石川県生まれ。

公式サイト https://makevalue-spirit.com/
Instagram : https://www.instagram.com/myuki4521 @myuki4521
X:https://x.com/myuki4521 @myuki4521


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