![]() 今回は『賢い人の質と速さを両立させる時短100式(森田ゆき・かんき出版)』から再構成してお届けします。 ■急な仕事は定時内に終わるもののみ対応 タイパを高めるのは、効率的に仕事を終わらせて残業せずにすむようにするためです。就業時間後はプライベートの時間ですから、基本的にはあなたが幸せでいられるような時間の使い方をすべきです。 そう考えると、定時近くになって「申し訳ないんだけど、この仕事をやってくれないかな?」と上司や同僚に頼まれたときにあなたがすべきなのは、その頼まれ仕事が「今日の定時までに終わる内容かどうか」を判断することです。大前提として、スケジュールは「箱」のようなものだと考えてください。箱には容量があり、容量以上のものは入れられません。スケジュールで言うと「定時」が容量であり、定時が9~17時だとしたら、その時間内にしか仕事を入れることはできないのです。 その日がたまたまあなたのスケジュールに余裕がある日で、頼まれ仕事を引き受けても定時で上がれるのであれば、社内の人間関係を良好に保つ意味でも快く引き受けてあげればよいでしょう。一方で、もしその仕事を引き受けてしまうと明らかに残業しなければいけなくなるのなら、少なくとも「今日中に」引き受けることは無理だと伝えるべきです。明日以降のスケジュールと照らし合わせ、「明日でもよければ」「○○日までならできます」などと交渉するのもひとつの手です。 また、今日の仕事の中で明日以降に回しても問題ないものがあるのなら、その仕事を引き受けることで今後プラスに働く可能性があるかどうかをふまえて判断するとよいでしょう。いずれにしても、頼まれ仕事を安請け合いすることはやめておきましょう。断るのが苦手なタイプの人がいるのは重々承知していますが、自分やプライベートを犠牲にしてまで仕事を優先するのは、タイパ本来の目的とは異なります。 秘書時代、あるボスから「生死に関係すること以外で、絶対にやらなければいけない仕事なんてないんだよ」と言われたことがあります。仕事は人生の最優先事項ではないのです。 →箱(スケジュール)の容量をオーバーするほどの仕事を詰め込まない ■1日15分はスケジュール調整に時間を使う 一度立てたスケジュールはその通りに進められるのが理想ですが、なかなかそういうわけにもいきません。想定外のことが起きたり、新しいプロジェクトが発生したり、追加のタスクが発生したりしたら、その度に臨機応変にスケジュールを変更します。 スケジュールを調整したり考え直したりするのが面倒で、ついその場の雰囲気や流れのままに仕事を進めてしまいたくなる人もいるかもしれません。気持ちはわかりますが、そのような仕事のやり方をしているとタイパはよくなりません。「とりあえずやる」「行き当たりばったり」はタイパの一番の敵です。突発的な出来事や追加のタスクが発生したら、随時カレンダーやスケジュール帳を見ながら「明日は余裕があるから明日に回そう」「このタスクは来週にずらそう」といった具合に、ささっとスケジュールを変更してしまいましょう。 加えて、1日の終わり(終業直前)には、10分から15分程度、スケジュールを確認・調整する時間を取るようにしてください。この時間に、今日やった仕事から派生して「何か明日以降にやるべきこと」がないかどうかを改めて考えます。「そうだ、○○を予約するんだった」「今日中に○○さんにメールを返さないといけないんだった」のように思いついたことがあれば、すぐに対応できるものはやり、できないものは明日以降のスケジュールに組み込みます。さらに、明日の予定を確認し、スケジュールを変更すべきものがあればします。 パズルのように、先の日程に動かしたり、入れ替えたりといったイメージです。週の終わりの金曜日にも同様の作業をします。このときは1日単位ではなく、その1週間のことを振り返って翌週の調整をする他、もう少し視野を広げて、「今週の進み具合がこんな感じだと、今月中に○○を終わらせるのは厳しいかも……?」のように、週をまたいでのスケジュール調整も行います。翌月になってフタを開けてみたら「今月、忙しすぎてまずい!」という事態にならないように、週単位で先のことを見据えておくイメージです。 「直近」と「少し先」の予定を常に調整しておくと、忙しさの沼に溺れずにすみます。 →スケジュール確認・調整は「毎日」と「毎週」のルーティンにする ■カレンダーアプリの機能はフル活用する 今の時代、手書きの手帳だけでスケジュール管理をしている人はあまり多くないでしょう。会社の予定はカレンダーアプリ、プライベートは手書きの手帳、のように併用している人もいれば、会社のカレンダーアプリとプライベートのアプリを同期させている人もいるはずです。 なお、カレンダーはなるべくひとつにまとめたほうが記入漏れ、転記ミス・漏れなどを防げます。会社用のカレンダーにプライベートの予定を入力するときは「非公開」設定にする手段もあります。ぜひ、調べてみてください。さて、カレンダーアプリには、実は想像以上にさまざまな機能が備わっています。タイパを高めることのできる便利な機能をいくつか紹介しますので、まだ使ったことのない機能があったらぜひ利用してみてください。 ●繰り返し設定 予定を入力する際、「毎日」「○曜日」「毎月○日」のように、繰り返しを自動設定にできます。定例会議や1on1やミーティング、終業後の習い事など、定期的に発生する予定はこの機能を使って入力すると手間が省けます。 ●リマインダー機能(通知機能) 指定した予定をプッシュ通知やメール通知などで知らせてくれるのがリマインダー機能です。外出の予定の○分前(指定時間)に通知するように設定することで遅刻を防ぐことができたりします。 ●予定を色分け 予定ごとに色を設定できる機能があります。「会議は黄色」「外出は青色」「プライベートの予定はピンク」といった具合に、種類によって分けると直感的に予定を把握しやすい他、「今週は外出の予定が多いな」など、種類ごとにその予定が占める1日や1週間の割合も把握できます。 ●マーク・アイコン・スタンプ機能 星マークやハートマークなどを設定できたり、アイコンやスタンプを利用できたりするアプリもあります。図形やイラストは直感的に理解できるため、文字を読むのに比べて情報処理のスピードがアップしてタイパが高まります。 →カレンダーアプリの使ったことのない機能を今すぐ試してみる 森田ゆき Make Value Spirit 代表 【関連記事】 ■プライベートでは「やりたいことリスト」を、仕事では「やらないことリスト」を作る(森田ゆき 経営者) https://sharescafe.net/62767277-20251109.html ■信頼関係を深める神アポはランチ前が鉄則(森田ゆき 経営者) https://sharescafe.net/62766190-20251108.html ■予定が押しても焦らない人の秘密とは? 15分の余裕が生む“ゆとりの仕事術”(森田ゆき 経営者) https://sharescafe.net/62766154-20251108.html ■110万円の家賃を払う板野友美さんとヤクルト高橋奎二さんの判断が正しい理由。(中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/62674731-20250930.html ■世帯年収1560万円の共働き夫婦は、9540万円の湾岸タワーマンションを買えるのか? その1・生活費は年間800万? (中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/61186482-20240125.html ■プロフィール 森田ゆき Make Value Spirit 代表 ![]() 時間と成果を求められる激務の中、仕事もプライベートを満喫するエグゼクティブから時間の使い方の真髄を学ぶ。 2018年独立。「効率と充実」の両立を実現するオンライン起業サポートをスタート。述べ2000回のセッションを起業家に提供。2021年からオンラインイベントのプロデュースを開始。主催イベントは延べ8000人以上を動員。また、美容系アンバサダー70名の活動もサポート。 現在は、仕事とプライベートの両立を追求するビジネスパーソンに、やりたいことを実現し幸福度をアップする独自のメソッドを提供中。 女性の自己実現を応援することを目的としたイベントの企画・プロデュースも手がける。 2025年、誰とも比べず自分の幸せへと動き出すMs. One Tiaraイベントを主宰。口コミだけで定員満員、満足度は100%となった。 2025年、かんき出版より「賢い人の質と速さを両立させる時短100式」を初出版。プライベートでは75カ国旅行、ミセスコンテストにてグランプリ2冠受賞など、”死ぬまでにやること100選”を満喫中。1970年石川県生まれ。 公式サイト https://makevalue-spirit.com/ Instagram : https://www.instagram.com/myuki4521 @myuki4521 X:https://x.com/myuki4521 @myuki4521 シェアーズカフェ・オンラインからのお知らせ ■シェアーズカフェ・オンラインは2014年から国内最大のポータルサイト・Yahoo!ニュースに掲載記事を配信しています ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家の書き手を募集しています。 ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家向けに執筆指導を行っています。 ■シェアーズカフェ・オンラインを運営するシェアーズカフェは住宅・保険・投資・家計管理・年金など、個人向けの相談・レッスンを提供しています。編集長で「保険を売らないFP」の中嶋が対応します。 |


