![]() グループ全体で年商50億円を稼ぎ出す経営者、内田博史氏が語る、ギブアンドテイクの本当の意味とは? 著書『運とコネのつかみ方―あなたもお金持ちになれるキーワード「法則」「習慣」「成功体質」』(内田博史・産業能率大学出版部)から、再編集してお届けします。 ■テイカーを避けてギバーと付き合う *ギブアンドテイクの本当の意味 付き合う相手や仕事のパートナーを決める時に、ぜひ、覚えておいてほしい基準があります。 「運のいい人を選ぶ」ことはもちろんですが、実は、それ以上に大事なこと。それは、ギブアンドテイクを正しく理解して、テイカーを徹底的に排除するということです。 ギブアンドテイクの視点で考えると、人は「テイカー」「ギバー」「マッチャー」の3タイプに分類できます。 「テイカー」は、自分の利益だけを考えている人。相手から奪い取ることしか考えていない人です。「ギバー」はその逆で、自分から惜しみなく与える人。そして、「マッチャー」は、やってくれたらお礼をするよ、という人で、割合的にはこのタイプの人が最も多いと思います。 それぞれがどういうタイプか、を簡単に説明しただけでも、「ギバー」が「テイカー」に近づいてはいけないことは誰でもわかります。 ところが、「テイカー」は「ギバー」を見つけるのがとても上手いのです。しかも、コミュニケーションスキルが高く、魅力的で第一印象が抜群にいいときている。 親切な言葉で「ギバー」に近づき、スルリと懐に潜り込んで徹底的に食い物にする、なんてことは「テイカー」にとって朝飯前なのです。 そんな巧妙な「テイカー」を見極め、排除するにはどうすればよいのか。 最も有効なのは、アダム・グラント著『GIVE&TAKE「与える人」こそ成功する時代』(三笠書房)を読むことです。 ここには、「ギバー」と「テイカー」「マッチャー」について詳しく書かれているのはもちろん、いかに成功するギバーになるかのノウハウがぎっしり詰まっています。 私もこれを読んで、被害金額が激減しました。金持ちマインドを手に入れるための必修本と言ってもいいほどです。 決してアダム・グラント氏の回し者ではありません。けれど、本当に有益なので絶対に読むべき一冊です。 ■実体験から紐解くテイカーの特徴 他人の本を紹介して終わり、では無責任だとお叱りを受けそうなので、私の体験から導き出したテイカーの特徴を挙げておきましょう。 まず、顔が広いことをやたらと強調する人。これは要注意です。 さらに、有名人の名前をよく出すなら、ほぼテイカー確定。こちらが聞いてもいないのに、顔の広さや有名人との交友関係を自慢して「自分スゲー」を見せつけたがる。 そういう人は、もしテイカーじゃなかったとしても、高確率で詐欺師の類です。近づかないのが吉。全力で避けて通りましょう。 その他に、テイカーを避ける方法があるとしたら、前の項目で話した「メリット」を考えて付き合う相手を選ぶことでしょう。 テイカーは自分の利益を真っ先に優先します。 むしろ、徹底的に食い物にしようとしてきます。だから、こちら側にほぼメリットはありません。 そこに気づけば、相手がテイカーだと見抜くことは簡単です。どんなに運がいい人でも、どれほど美味しい餌がぶら下がっていても、テイカーと付き合うメリットは1ミリもなし。デメリットしかありません。 ■実際にギバーがテイカーと付き合うと ある時、知り合いになった人が典型的なギバーでした。非常にポテンシャルが高いのですが、マーケティングなどの面に疎うとかったばかりに「プロモーションをしてあげる」というテイカーに騙され、都合よく使われていました。 搾取という言葉がピッタリの酷い扱いでしたが、当のギバー本人は「奪われている」という感覚がまったくなく、私に指摘されるまで何も気づいていませんでした。 むしろ、協力者としてテイカーに感謝をしていたくらいです。それほど巧みに、テイカーはギバーからあらゆるものを奪っていきます。 しかも、同情心も公共心も、罪悪感もないので、テイカーは搾取をすることに躊躇も容赦もありません。 だからこそ、テイカーだとわかったら、近づかないことを徹底しましょう。 逆に、相手がギバーだったら、こちらからもきちんとギブをして、ギブアンドギブのいい関係を築いていくことをオススメします。 ちなみに、私のチンピラ時代からの(あっ間違えた)若い頃からの友人に、典型的なテイカーがいます。 彼を見ている分にはとても面白いので付き合いはありますが、ビジネスでは一切ノータッチを貫いています。そこの線引きさえしっかりできるなら、テイカー観察はけっこう楽しいものです。もちろん、オススメはしませんが。 ■ギバーには2種類いる 詳しい事は先ほど紹介したアダム・グランドの著書を読んでほしいのですが、実はギバーには2種類います。 1つは自己犠牲型ギバー、もう1つは他者思考型ギバーです。 基本的にギバーとは「相手に与える」ということを先に考える精神性なんですが、自己犠牲型は文字通り自分が犠牲になっても、「自分が我慢すればいいや」という感じで相手を優先させてしまうタイプです。 これが、テイカーに捕まるととんでもないことになります。 ちなみに比率の話をするとテイカーは19%、ギバーは25%、マッチャーが56%という統計結果が出ているようです。 だから、もしあなたがギバーであり、自己犠牲型であるのであれば今から言うことを心に刻んでください。 ギバーでも他者思考型ギバーはテイカーの餌食にはならない。どうしてでしょうか? それは自分の肩にかかっている存在を意識しているからです。 私だけならよいですが、私の判断一つで社員や家族の生活が決まる。まずは相手の利益とは考えるが、家族の生活もあるので一方的に不利な話は飲めない。 このように考えてしまうのです。つまり自分と運命を共にする他者のことを考えるから、他者思考型ギバーとなるのですね。 これを常に頭に入れて行動をすると、「自分だけの感情でやってあげる」ということがなくなります。 自己犠牲型ギバーが保証人を頼まれた場合、まず断れないでしょう。 しかし、その保証人を引き受けた事で、もしもの時にどれほどの被害を受けるのか? そして、そうなった場合家族にどれほどの迷惑をかけるか?これを常に考えるのです。 そうすれば、悪辣なテイカーの餌食になることはなくなります。 先にも言いましたが、私がこの本と出合って10年以上たちますが、この本のおかげで本当に何億円ものお金が助かっています。ぜひ一読されることをおすすめします。 内田博史 経営者 【関連記事】 ■【年明け内定辞退の衝撃】新卒就活の現場を揺るがす「オヤカク」への向き合い方(河本英之 人材コンサルタント) https://sharescafe.net/62869078-20251219.html ■紙を手放せない会社は疲弊する? 外資が実践する“電子が基本”の仕事術 (沢渡あまね) https://sharescafe.net/62856156-20251215.html ■なぜ「仲良し営業」は最後に裏切られるのか?心理学で解くプロの距離感 (財津優 セールスコンサルタント) https://sharescafe.net/62863304-20251217.html ■110万円の家賃を払う板野友美さんとヤクルト高橋奎二さんの判断が正しい理由。(中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/62674731-20250930.html ■世帯年収1560万円の共働き夫婦は、9540万円の湾岸タワーマンションを買えるのか? その1・生活費は年間800万? (中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/61186482-20240125.html ■プロフィール 内田博史 経営者 1972年生まれ。貧しい家庭に生まれ、中学時代から新聞配達など複数のアルバイトを掛け持ちする生活を送る。ゲームソフトの転売で月に20万円を稼ぐ。15歳で独立し、独学で経営を学び起業。 現在は株式会社MPワークスをはじめとする5社を経営し、YouTubeマーケティング、コンサルティング、人材育成など多岐にわたる事業を手がける。グループ全体の年商は50億円を超える。 「内田歴史・経済研究会」主宰。YouTube「内田博史の【金持ちの習慣】」は登録者13万人。 YouTube https://www.youtube.com/channel/UCYo5jkYvVZY7wGItoRELILg 公式ブログ https://www.cmb-fund.jp/ シェアーズカフェ・オンラインからのお知らせ ■シェアーズカフェ・オンラインは2014年から国内最大のポータルサイト・Yahoo!ニュースに掲載記事を配信しています ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家の書き手を募集しています。 ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家向けに執筆指導を行っています。 ■シェアーズカフェ・オンラインを運営するシェアーズカフェは住宅・保険・投資・家計管理・年金など、個人向けの相談・レッスンを提供しています。編集長で「保険を売らないFP」の中嶋が対応します。 |


