![]() 著書『運とコネのつかみ方―あなたもお金持ちになれるキーワード「法則」「習慣」「成功体質」』(内田博史・産業能率大学出版部)から、再編集してお届けします。 ■小金持ちは長財布、超富豪はマネークリップって本当? (1)金持ちルールなんて実はない いわゆる金持ちルールなんて関係ありません。よく言われるのが「金持ちは長財布を使う」という謎ルール。 たしかに私も、チンピラだった……いえ、若かった頃はエナメルのクロコダイル長財布を持ち、そこに300万円くらい入れていたこともあります。当時の私は、ステレオタイプな金持ち像を信じて、それをなぞっていたのでしょう。今考えれば、バカバカしい話です。財布なんて、自分の好きなデザイン、使いやすいカタチを選べばいいんです。 別に長財布を持ったからといって、運気が上がるわけでもありません。マネークリップもしかりです。大切なのは、お金を入れる「物」ではなく、お金をどう活かすのかという「使い道」のほう。それさえ間違わなければ、長財布でもマネークリップでも、入れ物にこだわる必要はありません。 (2)そもそも財布がいらない世の中 最近、特にコロナ禍以降は、急速にお金のデジタル化が進み、財布自体を持たない人も増えています。 私も便利なスマホ決済を利用することが多く、長財布に300万円どころか、クレジットカードが1枚だけ入った2つ折り財布を愛用しています。現金がなくても困ることはほとんどありませんから。けれど、実は最近、現金がなくて困ったことがありました。とある定食屋さんで食事をした時のこと。その店は、現金しか取り扱っていなかったのです。 昔ながらの雰囲気がいいな、とふらりと立ち寄ったのですが、会計も昔ながらのままでした。その時は財布もなくて、持っていたのはスマホだけ。幸い近所だったので現金を取りに行くことにして、「時計を人質に置いていくので」と言いました。 ところが、お店の人は「いや、そんな高価なものを置いていかれても困る」と困惑。お金も払わずにバックレる輩じゃありませんよ、という弁明がわりの提案でしたが、かえって気を使わせてしまったようで恐縮してしまいました。 それ以来、1万円くらいの現金は持ち歩くようにしています。そんなハプニングは別として、イマドキは現金を持たないのが主流。これみよがしに大金入りの財布を持っているほうがむしろダサい。だから余計に、財布のカタチなどにこだわる必要なんてありません。 (3)ちょっと意外な金持ちあるある 少し話は脇に逸れますが、私はいろいろなポイントを利用しています。 けれど、そう言うとたいていの人に「意外ですね」と驚かれます。どうもポイント利用=節約というイメージがあるようで、金持ちには無縁のものだと思っているのでしょう。 しかし、考えてみてください。使う金額が大きければ、それに比例して貯まるポイントも多くなります。これ、けっこうバカにならないのです。マイルもあっという間に貯まるので、それで旅行に出かける社長仲間も少なくありません。 金持ちはこういうことをしがち、という傾向はあります。けれどそれは、「金持ちとはこういうもの」という決めつけとは違います。金持ちといっても、持っている資産額も、それをどうやって成してきたのかも千差万別。金持ちの数だけ、傾向も習慣も、ルールもあるのです。 ■オーダーメイドのスーツは着ない (1)私がスーツを着ないワケ 普段の私は、短パンにTシャツという極めてラフなスタイルでどこへでも出かけていきます。ドレスコードがあるような場所でも、それは変わりません。 なぜかと問われれば、「楽だから」と答えますが、他にもちょっとしたワケがあります。 私がスーツを着ない理由は、どこからどう見ても反社の人と思われてしまうから。それでも、商談などの際はスーツを着ることもありました(周囲を怯えさせるだけでしたが)。特に若い頃は、ヴェルサーチェのスーツを愛用していたことがあり、それはもう、200メートル先から「反社の人、キター」と誰もが認識するほど。 笑い事ではなく、本当の話です。似合う、似合わない以前に、スーツを着るだけで相手を威嚇してしまうのであれば、やはり第一印象としてよろしくありません。 だからあえてラフなスタイルで印象を和らげている、とは言いませんが、オーダースーツを着て詐欺師と間違われるのも癪です。ちなみに、高級オーダースーツであることを自慢する人は、結構な確率で詐欺師だったりするので、騙されないように気をつけてください。 (2)それでもスーツが必要になったら そもそも、これまでスーツを着るような仕事をしてこなかった私。鉄筋工に始まり、金貸しだったりトレーダーだったり。今もIT系なのでスーツが必須の職業というわけではありません。 そんな私でも「今回はスーツで」という場面がまったくないわけではありません。たとえば、名刺に入れるプロフィール写真の撮影。 私自身は、いつもの格好でいいと思っていましたが、周囲に半ば説得されてスーツを着ることになりました。けれど、ちょっとした問題が。 実は、手持ちのスーツがどれもこれもオーバーサイズになってしまい、ピシッと着こなすことができなかったのです。これは、最近私のサイズが変わったから。子供たちの送り迎えをしているうちに自然とダイエットができたようなのです。 というわけで、急遽、用意したのは、「洋服の青山」の吊るしのスーツ。1着買うと2着目がタダになるという超お買い得商品です。「え、高級ブランドじゃないの?」と思ったあなた、そんな必要はありません。 名刺に入れる程度のごく小さなサイズの写真です。正直、吊るしのスーツでも、高級ブランドスーツでも、その違いはわかりません。 それに、ネクタイはヴェルサーチェを締めたので、その印象でスーツも高級そうに見えることでしょう。さらに言うなら、私自身が格安スーツをそうとは見せないポジションにいる、という自負もあります。 まあ、一番の理由は、私が「洋服の青山」のファンだからなんですが。以前、「誤発注をしてしまったので買ってください」というような、何ともストレートで正直な広告を出されていたことがあり、それを見て一発でファンに。もちろん、その時もスーツを購入させていただきました。余談ですけれど。 (3)スーツを着なくても仕事はできる 最近はリモートワークの影響もあり、皆さんもスーツを着る機会が減っているのではないでしょうか。スーツを着ると気持ちが引き締まる、という人もいるでしょうが、私の場合、リラックスしていたほうがパフォーマンスを発揮できるタイプ。 リモートワークをする中で、それに気づいた人も多いことでしょう。ラフなスタイルが仕事効率をアップしてくれるのはいいとして、油断しすぎるのはちょっと危険です。 1つ、私の失敗談をお話しましょう。オンラインでの商談を行っていた時のこと。シャツにネクタイを締め、私としてはかなりキッチリしたスタイルで臨んでいました。 話し合いの途中で休憩を挟むことになり、トイレに立った私を見て、商談に参加していた人全員が大爆笑。 実は私、オンラインだからと上半身のみを整え、下はトランクスだけだったのです。それがバレて大失態……のはずだったのですが、皆さんが笑ってくれたことで場がほぐれ、その後の商談はこれ以上なく上手くいきました。災い転じて福となす、を実感した出来事でした。 仕事がデキるデキないに服装なんて関係ない、というのが私の結論。スーツは男の戦闘服なんて言う人もいますが、他に武器をたくさん持てばいいのです。コミュニケーション能力でも、コネクションでも、お金でも。何を着ていても、デキる男はデキるんです。 内田博史 経営者 【関連記事】 ■「お金は出すが口は出さない」が危険なワケ――任せきり投資の落とし穴 (内田博史 経営者) https://sharescafe.net/62880005-20251224.html ■年商50億を稼ぐ経営者がビジネスパートナーに遊び仲間を選ぶ深い理由 (内田博史 経営者) https://sharescafe.net/62879991-20251224.html ■「商談に遅刻」はどこまで許すか?年商50億経営者のシンプルな基準 (内田博史 経営者) https://sharescafe.net/62878790-20251224.html ■110万円の家賃を払う板野友美さんとヤクルト高橋奎二さんの判断が正しい理由。(中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/62674731-20250930.html ■世帯年収1560万円の共働き夫婦は、9540万円の湾岸タワーマンションを買えるのか? その1・生活費は年間800万? (中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/61186482-20240125.html ■プロフィール 内田博史 経営者 1972年生まれ。貧しい家庭に生まれ、中学時代から新聞配達など複数のアルバイトを掛け持ちする生活を送る。ゲームソフトの転売で月に20万円を稼ぐ。15歳で独立し、独学で経営を学び起業。 現在は株式会社MPワークスをはじめとする5社を経営し、YouTubeマーケティング、コンサルティング、人材育成など多岐にわたる事業を手がける。グループ全体の年商は50億円を超える。 「内田歴史・経済研究会」主宰。YouTube「内田博史の【金持ちの習慣】」は登録者13万人。 YouTube https://www.youtube.com/channel/UCYo5jkYvVZY7wGItoRELILg 公式ブログ https://www.cmb-fund.jp/ シェアーズカフェ・オンラインからのお知らせ ■シェアーズカフェ・オンラインは2014年から国内最大のポータルサイト・Yahoo!ニュースに掲載記事を配信しています ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家の書き手を募集しています。 ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家向けに執筆指導を行っています。 ■シェアーズカフェ・オンラインを運営するシェアーズカフェは住宅・保険・投資・家計管理・年金など、個人向けの相談・レッスンを提供しています。編集長で「保険を売らないFP」の中嶋が対応します。 |


