![]() ■いつ開業すればいいのか? これは資格で稼ぐことを考えている人にとってよくある疑問ですが、結論からいえば、いつでも開業できます。自分のタイミングで開業すればいいのです。 しかし、私が推奨する資格起業家としてのビジネスモデルを構築して、成功を目指す場合には、起業する前に経営とマーケティングについて解説した本も併せて読み、ビジネスを学ぶことをおすすめします。 もちろん、本を読むだけでは身につかないノウハウは多く、体験によって学ぶことも必要ですが、経営に必要な最低限の勉強はしておくべきです。 ■どこで開業すればいいのか? 最初のうちは、場所は関係ないと思います。私自身、最初は自分のアパートをオフィスとしていましたし、場所は関係ありません。 「お客さまが訪問したいと言ってきたらどうするの?」という質問もありますが、こちらからうかがえばよいだけの話です。実際に来てもらったほうが、お客さまにとっては都合がいい場合も極めて多いのです。最初からオフィスを持てばそれだけ経費がかかります。什器もそろえなければなりません。お客さまでない人(飛び込み営業や知人など)も訪れれば、無駄なお茶代がかかるのです。 ですから、最初は「無駄なお金を使わない」という財務戦略で、お金のかからない方法を選びましょう。 ただし、オフィスのあるほうが、お客さまから見れば、信用度が高いのは事実です。 オフィスを持ってスタッフを抱えない限り、ある一定の売上を超えることができません。ゆくゆくはオフィスを持つことを検討しましょう。 ■実務がわからない 行政書士のように、登録に実務経験を必要としない資格は、「どこでどう実務を学ぶのか?」「やったことのない仕事がきたらどうするのか?」という疑問があります。 基本的に、資格業の仕事は法律に関するものが多いので、答えがあります。 法律は役所がすべて教えてくれます。ですから、「仕事がきたときに調べる」で足ります。いつ依頼されるかわからない仕事のために、常に勉強するというのは、最初のうちはすべきではありません。もちろん、勉強は大事ですが、仕事が獲れる方法を優先するという流れが重要であることは忘れないようにしましょう。 ■開業したら、どのくらい働けばいいのか? ゼロから起業した場合、自分自身納得のいく結果が出るまでは、ビジネス中心の生活を送ってください。いわゆる仕事人間になってください。 起業というのは、簡単なことではありません。起業を成功させた人たちの多くは、一度はビジネス中心の生活を送っています。成功したいのであれば、すべてを仕事に注ぎ込むくらいの気持ちでがんばってください。 私自身、12~14時間労働を今も続けています。「自分の目標を達成させるために、どのくらい働けばいいのか」ではなく、「自分の目標を達成するために、生活サイクルを決める」というように考えるのがポイントです。 これに合わせて営業時間をどうすればいいかというと、お客さまの視点で考えてみましょう。9時~18時くらいが一般企業ですが、お客さまのことを考えれば、24時間営業でもよいのです。「ひとりで対応できない」場合、お客さまからかかってきた電話は、スマホに転送するようにしておけばいいわけです。すべては自分の達成したい目標とお客さまの視点から考えてください。 ■稼ぎたいなら資格起業家の道へ 開業した後は、たとえ新人であっても資格を看板に掲げて依頼を受け、お金をいただくプロです。数十年のキャリアを持つベテランの専門家と同じ業務を取り扱っているわけですから、当然お客さまからは先輩たちと横並びに比較されます。そんな中でどう仕事を穫ればよいのか、本当に稼げるのかと不安に思う人は少なくありません。確かに、シンプルに資格業という枠内で勝負しようと思うと難しいでしょう。 そこで私は、資格起業家になることを提唱しています。これは資格業の仕事を獲得するためのビジネスを並走させることで増収増益を実現するというもので、極めて「非常識」なビジネスモデルのつくり方です。なんなら「資格業の仕事はなくてもいい」とも言い切るのですから、従来の資格業のマーケティングのやり方とは真逆の方法です。 しかし、「非常識」というのは決して「奇人」「おかしい」という意味ではありません。「多くの資格業は失敗する」と言われています。それは常識的なことにとらわれてしまうから失敗してしまうのです。 多くの人がやっていることを常識的にやるからこそ、みんな同じように失敗してしまうのです。逆の言い方をすれば、失敗しないためには、従来のスタンダードからははずれることになります。 奇をてらっているわけではないです。発想を逆転してやっているだけなのです。人がやらないことを、常識にとらわれずに行動することでうまくいくのです。たまたまそのときに常識ではなかったから、「奇人」だとか「おかしい」とか言われる可能性があるということです。 常識にとらわれない道を進むのは、勇気が必要です。しかし、その一歩を踏み出すからこそ成功できるのです。 ですから、常に逆転、常に逆の視点を持って自分自身を客観的に見て、常識にとらわれず、どんどん非常識に稼ぐ資格の起業家、「資格起業家」になってください。 横須賀輝尚 パワーコンテンツジャパン株式会社 代表取締役 特定行政書士 【関連記事】 ■士業コンサルタントが3カ月の独学で行政書士に合格した資格勉強法 (横須賀輝尚 経営コンサルタント) https://sharescafe.net/63281467-20260617.html ■資格を取ってからでは遅い…独立後に稼げない人が知らない「受験前のリサーチ」 (横須賀輝尚 経営コンサルタント) https://sharescafe.net/63227606-20260523.html ■資格起業家は起業家以上に稼ぐべきである (横須賀輝尚 経営コンサルタント) https://sharescafe.net/63214349-20260517.html ■110万円の家賃を払う板野友美さんとヤクルト高橋奎二さんの判断が正しい理由。(中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/62674731-20250930.html ■世帯年収1560万円の共働き夫婦は、9540万円の湾岸タワーマンションを買えるのか? その1・生活費は800万?(中嶋よしふみ ファイナンシャルプランナー) https://sharescafe.net/61186482-20240125.html ■プロフィール 横須賀輝尚 パワーコンテンツジャパン株式会社 代表取締役 特定行政書士 ![]() 2007年に日本では初めてとなる士業向けに経営スクール「経営天才塾(現LEGALBACKS)」を創設し、2023年現在、全国3000名以上の士業から相談を受け、その相談数は優に2万件以上を超える。 主な著作に「会社を救うプロ士業 会社を潰すダメ士業」(さくら舎)、「資格起業BIBLE」(技術評論社)などがあり、25冊20万部超の著者。2023年から士業のための生成AI・ChatGPT活用研究を開始。 最新刊「『ムダ仕事』も『悩む時間』もゼロにする GPTsライフハック」を2024年11月に技術評論社より刊行。週刊ダイヤモンド、毎日新聞などメディア掲載も多数。 公式サイト:https://yokosukateruhisa.com/ X:https://twitter.com/yokosuka_ai @yokosuka_ai YouTube:https://www.youtube.com/@40lawyers50/ シェアーズカフェ・オンラインからのお知らせ ■シェアーズカフェ・オンラインは2014年から国内最大のポータルサイト・Yahoo!ニュースに掲載記事を配信しています ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家の書き手を募集しています。 ■シェアーズカフェ・オンラインは士業・専門家向けに執筆指導を行っています。 ■シェアーズカフェ・オンラインを運営するシェアーズカフェは住宅・保険・投資・家計管理・年金など、個人向けの相談・レッスンを提供しています。編集長で「保険を売らないFP」の中嶋が対応します。 |



