働き方改革関連法案が施行され始めて、ようやく半年。 民間企業における取り組みも様々な形で行われており、筆者の経営するような零細な会社であっても、時短勤務や男性産休に取り組むなど日々奮闘している。 改革の旗を振る厚生労働省のホームページには働き方改革の実現 ...
|
企業はなぜブラック企業に転落していくのか? (玉木潤一郎 経営者) |
|
|
|
過去に度々報じられてきた違法残業の問題では、多くの企業が労務環境の不備を指摘されている。 労働基準監督署から是正勧告を受けたり、未払賃金を支払うよう命じられたり、最悪のケースでは社員から自殺者まで出すことがあった。 報道は氷山の一角であり、声をあげられな ...
経営トップが「本当のリストラ」に着手すべき理由。 (岡崎よしひろ 中小企業診断士) |
|
|
|
昨今の厳しい経営環境の中、地域を牽引する企業を育成することは金融機関の社会的使命の一つです。金融機関のビジネスモデルとしてもそのような企業を育成できれば資金需要が増えるため収益の改善につながります。 少子高齢化が進む中でそのような長期的な見地に立った経 ...
マネーフォワードの料金改定はクラウド会計の「質」を変える。(武内俊介 税理士) |
|
|
|
2019年5月、クラウド会計大手のマネーフォワードが提供する企業向け会計ソフト「MoneyForwardクラウド」の料金体系が刷新された。 会計ソフトと聞くと多くの人には馴染みが無いかもしれないが、大きな変更点は、会計ソフトとしての機能に加えて請求書や経費など会計処理に ...
勘違いの「平等」に振り回された、ふるさと納税 (玉木潤一郎 経営者) |
|
|
|
2019年6月1日から始まったふるさと納税の新制度において、泉佐野市を含む4つの市町が対象から除外された。 ふるさと納税のルールを逸脱した自治体をリスト化して公表するなど、総務省は本来の趣旨から外れているとした自治体への制裁を緩めない姿勢だ。この総務省と自治 ...
コンビニの「顔パス」は人手不足の小売業を救うか (岡崎よしひろ 中小企業診断士) |
|
|
|
人手不足を背景としてコンビニエンスストアは24時間営業が難しくなりつつあります。このような状況を受け、国も大手コンビニチェーンに対し行動計画の作成など、なんとか対策を打つように促しています(参照・コンビニ人手不足、大手4社に行動計画要請へ 経産相 日本経済 ...
忙しいビジネスマンがそれなりの文章を書く方法 (玉木潤一郎 経営者) |
|
|
|
私は地方で4社の代表取締役を務めている。どれも中小零細企業であるため社長とはいえ暇ではない。 そのため日々多忙ではあるのだが、シェアーズカフェ・オンライン(以下SCOL)というウェブメディアでの書き手として登用を継続してもらうために、最低でも毎月1本以上の記事 ...
映画を観る時間もない国内線に個人モニターが導入される裏事情 (森山祐樹 中小企業診断士) |
|
|
|
長距離の国際線では当然の機内サービスである個人モニターが、遂に日本の国内線にも展開されることになる。2019年にJALでは初となるエアバスA350が国内線に導入され、この機体には遂に個人モニターが搭載される。 ANAの国内線においても同様の動きが出てきている。これまで ...
インボイス方式によって免税事業者は実質増税になる (武内俊介 税理士) |
|
|
|
新元号「令和」が発表され、世間は一気に新しい時代の幕開けムードとなった。新年度である4月1日からいくつか新しい法令が施行されているが、平成31年改め令和元年に予定されている大きな施行といえば消費税の増税だろう。 今年の10月から消費税率は8%から10%に増税され ...
Twitterがアメリカの大統領選を左右する理由。 (武内俊介 税理士) |
|
|
|
2016年に身売り話まで出たTwitterの業績が回復している。 2017年4Qで初の四半期黒字、2月8日に発表された直近の2018年4Qの決算では売上高は予想を上回る9.9億ドル(前年比+24%)と過去最高の売上高となった。広告売上に加えて、リアルタイムで膨大な量が生まれるツイート ...
「自分が休みたければ他者も休ませろ」働き方改革というブーメラン。 (玉木潤一郎 経営者) |
|
|
|
2018年の通常国会において最重要法案に位置付けられた「働き方改革を推進するための関係法律の整備に関する法律」(通称働き方改革関連法)が、この4月1日から順次施行される。 働き方改革の大きな柱は(1)長時間労働の是正と(2)公正な待遇の確保の2つである。 こ ...
地方自治体が廃業予定の会社に値段をつけるワケ (岡崎よしひろ 中小企業診断士) |
|
|
|
跡継ぎがいない企業をどうするか、事業承継の問題が注目されています。政府は事業承継問題に取り組むため、10年間を事業承継の集中実施期間として位置づけて対応をするなど、取り組みを強化しています。 背景として、このまま事業承継に対して特別な取り組みをしなかった場 ...
就活で「オロナインをつけたソイジョイ」という自己PRは正解なのか? (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント) |
|
|
|
まもなく3月。経団連のルールによる就職活動(就活)解禁日である。筆者の前職は採用担当者であり、現在は短大でキャリア支援について研究している。この時期は様々な就活本に目を通すが、なかには面接がコミュニケーションの場であることを軽視した「奇策」ととれるものも ...
カテゴリー : 経営 労働・ブラック企業問題 |
|
「社員が顧客満足を目指す組織」は社員満足からはじまる。 (玉木潤一郎 経営者) |
|
|
|
顧客満足度は企業にとって重要な指標である。調査会社による顧客満足度調査や、自社のキャッチコピーとして「顧客満足度ナンバーワン」を掲げる会社もある。企業は顧客に価値を提供することで対価を得ているのだから、当然と言えば当然だろう。顧客満足は、顧客第一主義や顧 ...
松阪大輔選手の負傷で考えさせられた「会いに行ける」ビジネスモデルの限界 (榊裕葵 社会保険労務士) |
|
|
|
先日、中日ドラゴンズに所属する松坂大輔投手がファンサービスとしてハイタッチを行っていた最中に、ファンから右腕を引っ張られ、右肩を負傷したという衝撃的な事件が発生しました。 松坂選手は沖縄で行われている春季キャンプを離脱して治療と調整を行うものの、開幕戦 ...
人手不足がバカッターを生む理由。 (後藤和也 大学教員/キャリアコンサルタント) |
|
|
|
アルバイト従業員による不適切動画が相次いで問題となっている。ある企業では解雇にとどまらず損害賠償請求などの法的措置を検討するという。 こうした行為は「バカッター」や「バイトテロ」などと呼ばれ、アルバイト従業員個人のモラルやネットリテラシーの低下が原因と ...
アメックスのプラチナカードは申込制を導入しても「高級ブランド」でいられるのか? (森山祐樹 中小企業診断士) |
|
|
|
2018年10月、クレジットカードブランドのアメリカン・エキスプレス(以下、アメックス)のプラチナカードが刷新され、日本でも金属製のメタルカードが発行された。アメックスのプラチナカードは、これまでプロパーカードホルダーの限られたメンバーへの招待制であったが、今 ...
値上げに成功した宅配便と、値上げが出来ない飲食店の違い (塚崎公義 大学教授) |
|
|
|
ヤマト運輸は、一昨年秋に値上げをしました。その結果、利益を稼いで従業員の待遇を改善にも成功。宅配便業界のライバルたちも、この動きに追随しました。皆が値上げをしたので各社とも客数の激減に見舞われず、順調に利益を稼いで従業員の待遇を改善できているわけです。 ...
嵐の活動休止からみる企業の危機管理 (玉木潤一郎 経営者) |
|
|
|
突然の活動休止宣言で各報道のトップニュースを独占したアイドルグループの嵐。改めてその人気のすごさを再確認した。 嵐が活動を休止する要因は、リーダー大野さんが自由に暮らしたいという希望を他のメンバーが合意して叶える、というものである。 ところでジャニーズ事 ...
おじさん経営者が今やるべきSNSは何か? (玉木潤一郎 経営者) |
|
|
|
筆者は54歳のおじさん経営者である。会社では20~30代の若者が活躍しているし、もちろんこれからも若い社員には入社してもらいたい。 そのためという訳でもないがSNSでの発信は社員に見られることも意識しているし、実際に見た社員が感想を言ってくることもある。 感想と ...